表題からすると投げやりな感じなのですが「前向きにやっていくために難しいことは一旦放置」という感じで進めます。
前回の記事です。
理屈がしっかりしてないといけない書籍では必ず教えているオブジェクト、プロパティ、メソッド。
この3点セットが分かってないとコードを書くために理屈が成立しないという理屈(ややこしい)なのですが最初は何言ってんのか分からないのでまず最低限のことだけ覚えてコードを書きます。
英語では「文法分かってないと書けないし聞いても分からない」って言いますけど私は「文法分かってても話せないし書けない人も居るでしょ?」と思っています。
理屈っぽくならずまずは「習うより慣れろ」を実践していきましょう。
コードの書き方の基本はこれ。
「左辺に右辺を代入」です。
先回書いたコードの Sub ・・・End Sub の間に
Range("A1") = "おはようございます"
って書いてみましょう。
文字列をコードに書く時はダブルクォーテーションで挟むというルールがあります。ご注意ください。
range・・・って感じで小文字で書いていってEnterを押したあとRangeというように先頭が大文字になったらエラーなしという事です。これはどのコードにも言えますがあえて小文字で書いて大文字に変換されるかを確認し大文字になればコード間違えてないという感じでエラーチェックにも使えます。 ですからコードは小文字で書きましょう。
ではおはようございますの件に戻りましょう。
おはようございます と書いたコードの文字のあたりをマウスで選択してからVBEの上段「実行」タブを選択し 「Sub/ユーザーフォームの実行」を選択しましょう。
するとセル画面のA1セルに「おはようございます」って入っていませんか?
これは先ほど書きました「左辺に右辺を代入」という事からすると「A1セルにおはようございますを代入してください」という解釈になります。
これだけです。この繰り返しでマクロを構築します。命令を連続して書いて1手で作業完了するマクロを作成することで結果自動化・・・という流れになります。
続けてセルA2にこんにちは、セルA3にこんばんは と書いてみましょう。
これを同じように実行してみましょう。
セルに文字は入力されましたでしょうか?
セルをクリアにするときは
Range("A1").ClearContents
Range("A2").ClearContents
Range("A3").ClearContents
これでOK。ClearContentsを使ってセルの値を消しました。
次はもう少しいろんなことが出来るコードを書いていこうと思います。