環境構築の続きです。前回の記事です。
コードを書く画面の話をしたら本格的な勉強を始めていきます。
プロパティウインドウやローカルウインドウ、イミディエイトウインドウはおいおいやっていきます。
ではコードを書く画面の説明です。
前回の記事にも書かせていただきましたがまずは標準モジュールをセットしてからコードを書きましょう。
オブジェクトブラウザの枠の中でマウスを右クリック。中央あたりに「挿入」というコマンドがでるので横に展開して「標準モジュール」を選択。
一番下に標準モジュールがセットされました。
その後はmodule1をダブルクリックしてください。
コードを書く画面がアクティブになり一番上に「Option Explicit」という表示が入ります。
この文字は変数について説明するときに具体的な説明をしますので今はスルーしてください。(消さないように注意願います)
ではここからはコードを書いていこうと思いますが・・・コードを書く画面白くないですか??
こんな感じのが見やすいですよね?変えましょう。
VBE上段の「ツール」から「オプション」を選択。
オプションウインドウが出てくるので「エディタの設定」タブを選択。
以下のように変えてみましょう。
あとフォントはMeiryo UI(日本語)、サイズはお好みでお願いします。
最初の状態よりは分かりやすくなっているはずです。
ここからコードを書いていくとより分かりやすく感じると思います。
では今度こそコードを書きましょう。
「Option Explicit」の下に
sub 20210626_1() と書いてEnterを押してみましょう。
名前は特に意味は無いですが今回はアンダーバーより前は日付にしています。
使ってはいけない文字もあります。使うとエラーで止まります。ここでは紹介しません。各自で検索してみてください。
・・・わざとエラー出してみました。
subのあといきなり数字使うとエラーになります。等々いろんな縛りがあるのですがやっていけば分かるようになりますのでここでは流します。
ではsub の後を day20210626_1() にしてみましょう。
いろいろ変わりましたよね。
・Sub が青くなって先頭が大文字。
・()が黄色。
・青文字の End Sub が入力される。
Sub と End Sub の間にコードを書いていきます。
これが1つの命令という事になります。
End Sub の下に Sub day20210626_2() を入力するとすぐ上に 線が入ってコードが分割されると思います。 これでより命令の単位が明確になると思います。
ちなにみ先頭にある「Option Explicit」の上にも線が入ってますよね。
こんな感じでコードを書く画面は一つでも複数の命令を書くことが出来ます。
最後に画像内で控えめに存在しているグレーの文字です。シングルクォーテーションの後に日本語が書かれています。見た感じ全部日本語ですからコードじゃなさそうです。
これはコメント機能です。シングルクォーテーションを最初に入れる事でコメントを記入出来ます。これはコードには含まれないのでいくらでも書いてください。
最初はコード自体が何をやっているか?どんな処理をしているのかを書いていけばよいと思いますが慣れてくるとコードは読めるので書かなくても良いと思います。
コードが読めるようになってきてからのコメントはなんでこのコードを書くに至ったのかという経緯や注意点を書いたほうが良いと思います。
引き継ぎ時、後で自分で読み返す際助けになります。
では命令を書いていきましょう。